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【レビュー】Yogibo Traybo2.0|膝の上に、もう一枚の机をつくる 10 ヶ月の暮らしの変化。

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Yogibo Traybo2.0 の箱を写した写真

在宅で作業する時間が長くなって気づいたのは、デスクに向かい続けることが必ずしも生産的ではないということでした。ソファに沈んで姿勢を崩しながらでも、手を動かしたい日もあれば、ベッドの上で軽くタイピングしたい夜もあります。Yogibo Traybo2.0 は、そんな「机に座らない時間」にもう一枚のデスクを置いてくれるラップデスクでした。10 ヶ月使い続けた今、デスク以外の場所で作業する選択肢が、私の暮らしの中に確かに増えています。

この記事では、Yogibo のビーズクッションと竹のトレイを組み合わせた Traybo2 が、ソファ・ベッド・床座のそれぞれでどう振る舞ったかを書き残しておきます。デスクワーク以外の作業環境をもう一段整えたい方に届く内容にしたいです。

ソファで作業すると姿勢が崩れて疲れる。けれど、デスクに戻る気力がない日もある。机を増やすほどの場所はない。そんな悩みを持っている方に届けたい内容です。

目次

この道具について

Yogibo Traybo2.0 は、竹素材のトレイと Yogibo ビーズを内蔵したクッションを一体化したラップデスクです。膝の上に置くだけで、13〜15 インチクラスのノート PC を載せるのに十分な広さの作業面が立ち上がります。トレイ前縁にあるサイド溝は、タブレットやスマートフォンのスタンド代わりにもなる設計です。

ざっくり仕様

項目 仕様
サイズ 約 縦 34cm × 幅 47.5cm × 厚み 9.5cm
サイド溝 約 29.7cm × 1.1cm(タブレット/スマホスタンド対応)
重量 約 1,610g
トレイ素材 竹 100%
カバー素材 ポリエステル 58% / コットン 31% / ポリウレタン 11%
クッション EPS ビーズ充填、インナーカバー一体型(洗濯不可)
カラー 8 色展開(ライトグレー / ダークグレー / ライムグリーン / アクアブルー / レッド / ピンク / ネイビーブルー / ディープパープル)

外観の佇まい

竹のトレイ表面は手触りが滑らかで、ノート PC を載せた時の安定感が金属トレイとは違う温かさを持っています。Yogibo ビーズのクッションは膝の形にゆっくり沈んでいき、座っているソファや床の硬さを膝側へ伝えずに吸収してくれる構造です。私はライトグレーを選びましたが、リビングの空気と馴染んで、置きっぱなしにしても景色を乱しません。

Yogibo Traybo2.0 のパッケージ
ソファで膝の上に Traybo2 を置き、ノート PC を載せた様子

暮らしの中で使ってみて

10 ヶ月使ってきて、Traybo2 はデスク以外の場所に作業時間を分配するための道具になりました。「机に向かう体力はないけれど、手は動かしたい」という日の救世主です。

ソファで作業する平日の夜

在宅勤務を終えてからの私的な時間、机に再び向かう気力が湧かない日があります。そんな夜は、ソファに座って Traybo2 を膝に乗せ、MacBook で軽い文章を書いたり、写真の整理をしたりしています。膝の上でビーズクッションが角度を吸収してくれるので、ソファの背に身体を預けたままでも画面の角度が無理にならず、首肩の張りが起きにくいのが続けられる理由です。

休日の朝、ベッドで映画を見ながらメモ

休日の朝はベッドから出たくない日もあります。サイド溝に iPad を立てて Apple TV+ や YouTube を流しながら、手元のノートにメモを取る使い方を試したら、思いのほか馴染みました。ベッドのヘッドボードに背中を預けて、Traybo2 を太もも〜膝にかけて置くと、画面が目線より少し下に来て見やすい角度が作れます。

床座でローテーブル代わりに

ローテーブルを片付けた夜、床に座ってビデオ会議をする時にも Traybo2 を引っ張り出しました。膝にクッションを乗せて Traybo2 を置くと、カメラ高さが座った時の目線と揃って、相手から見て自然な角度で映ります。ワンルームの家で「テーブルがない場面」をいくつも救ってくれる存在です。

Traybo2 を膝に乗せた側面ビュー

タブレット用スタンドとしての副業

作業面としてだけでなく、サイド溝に iPad mini を立ててレシピを表示しながらキッチンに持ち込むこともあります。キッチンカウンターに直接 iPad を置きたくない時、Traybo2 をカウンターの上に置いてそこに立てかけると、油はね対策にもなって意外と使い勝手が良いです。本来用途から少し外れた使い方ですが、暮らしの中で頼れる場面が広がりました。

良いところ・気になるところ

良いところ

  • ソファでもベッドでも床座でも、膝の上に「机の高さ」を作れる
  • Yogibo ビーズが角度を吸収し、姿勢が崩れにくくなった体感がある
  • サイド溝がタブレット/スマホスタンドとして機能、副次的な使い道が多い
  • 竹トレイの手触りと、ライトグレー系カバーの落ち着き
  • 8 色から部屋の色合わせができる

気になるところ

  • カバーが一体型で取り外せず、洗濯不可。汚れは拭き取り前提
  • 約 1,610g なので、長時間膝上に置きっぱなしだと重みを感じる場面がある
  • 竹トレイは指紋が目立ちやすく、定期的な拭き上げが必要

似た道具との比較

Traybo2 を選ぶときに比較対象になったラップデスク・膝上テーブルを並べました。実勢価格は時期で動くため、購入前に確認してください。

機種 クッション サイズ 重量 性格
Yogibo Traybo2.0(本機) EPS ビーズ(一体型) 47.5 × 34cm 約 1,610g 姿勢ホールド寄り、リビング常設に馴染む
LapGear MyDesk 低反発フォーム 約 47 × 27cm 約 900g 軽量・薄型、移動性重視
IKEA BYLLAN 低密度ポリウレタン 約 51 × 38cm 約 1,000g 大きめ作業面、価格が手頃
BoYata 折りたたみラップデスク 無し(金属脚) 約 50 × 33cm 約 1,700g 角度・高さ調整可、ベッド用に振り切り

価格帯としては LapGear MyDesk や IKEA BYLLAN の方が抑えめで、軽量・薄型を取りたいなら選択肢になります。Traybo2 はビーズクッションの「沈み込みで姿勢を支える」感覚が他とは違う方向性で、リビングに常設しておくならこのタイプが暮らしへの馴染み方が良いと感じました。BoYata の脚付きタイプは姿勢矯正には強いものの、出し入れの手間で日常的に使う頻度が落ちました。

こんな人に届けたい

  • 在宅勤務でソファ作業の時間が増えてきて、姿勢の崩れに困っている人
  • ワンルームで机を増やすスペースがない人、引っ越したばかりで家具が揃っていない人
  • 床座スタイルで作業や食事をするライフスタイルの人
  • ベッドで動画視聴やメモを取る習慣がある人
  • 「机に向かいたくないけれど、手は動かしたい」日の選択肢を増やしたい人

逆に、デスクに向かう作業がメインで膝上作業がほぼ無い方には、Traybo2 が出番のないまま部屋を占有する道具になりがちです。「ソファ・ベッド・床のいずれかで定期的に手を動かす場面がある」という暮らしのリズムがあって初めて、この道具は活きてきます。

よくある疑問

Q. 1,610g という重さは膝の上で気になりませんか?

私の場合、30〜60 分程度の作業なら重さを意識せずに過ごせます。1 時間を超えると太ももに圧を感じてくるので、ストレッチ代わりに一度床に下ろして、軽く膝を伸ばしてから再度乗せ直す運用にしています。ノート PC をさらに上に載せると合計重量が増えるので、長時間作業には適度な休憩を入れた方が体に優しいです。

Q. 角度調整のコツはありますか?

私が試行錯誤して落ち着いたのは、クッションを膝の少し手前寄りに置いてから、トレイの後端を 5〜10 度ほど上げる位置です。これでノート PC の画面が目線にぐっと近づきます。深く座り込むほどクッションが沈むので、ソファの硬さに応じて毎回少し置き直す必要はあります。ベッドの上では、布団の柔らかさで沈み込みすぎないように、Traybo2 の下に薄い座布団を一枚挟むと安定しました。

Q. 汚れたらどう手入れすればいいですか?

カバーが一体型で洗濯不可なので、私は固く絞った濡れタオルで表面をこまめに拭く運用にしています。竹トレイは普通の家具用クロスで指紋を拭き上げるだけで十分でした。コーヒーをこぼした一度だけ、すぐに乾いたタオルで吸い取って、追加で水拭きしたらシミは残らずに済みました。深い染み込みを避けるためには、液体は溢しにくいフタ付き容器で持ち込む方が安心です。

Q. 子どもや家族と共有できますか?

私は基本ひとりで使っていますが、家族にも何度か貸したことがあります。膝の形に合わせて沈み込む構造なので、子ども・大人で個別の調整が要らないのが共有しやすい点でした。ただし、トレイ表面の竹は丸みのある角ですが硬さはあるので、小さなお子さんが落として足の上に当てないよう注意が必要です。共有して使う前提なら、定位置を決めて出し入れの所作を家族内で揃えておくと、無くしたり傷をつけたりしにくくなります。

まとめ ── 日常を、少しだけ整える

Traybo2 を 10 ヶ月使い続けて気づいたのは、「机に向かう」以外の作業時間が私の暮らしの中で確実に増えていたということでした。デスクに座らなくても手を動かせる選択肢があるだけで、休む時間と作業する時間の境界が緩やかになって、無理に集中しようと机に縛り付ける必要がなくなりました。

膝の上に「もう一枚の机」を作るための、ビーズクッションと竹トレイの組み合わせ。机を増やすのではなく、机のない場所にデスクの代わりを置く発想は、ワンルームや限られた居住空間で暮らす人にも、家全体を作業環境にしたい人にも届く道具だと感じています。

10 ヶ月経った今でも、Traybo2 はリビングの定位置に置かれていて、誰かが座った瞬間に手の届く場所にあります。出し入れの手間が無いことが、結果的に「使う頻度」を支えてくれました。道具は購入して終わりではなく、暮らしの動線の中でどれくらい自然に手に取れるかで価値が決まると、改めて感じています。デスクから降りても続く作業時間を、無理なく整えてくれる一台として、リビングに常設しておく価値のあるラップデスクでした。

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